この日の目玉は、なんといっても旬真っ盛り“ブルーベリー収穫体験”。
常連店舗の「留守農場」さんが大きめの鉢に立派に育ったブルーベリーの木を4トントラックで10本ほど運び入れ、カラヤン広場にブルーベリー畑が出現しました。
旬のブルーベリーは鈴生りになっていて、小さなお子さまから常連さんを中心に収穫を夢中で楽しまれていました。
「留守農場」さんは、生産について知ってもらうキッカケづくりに対し、とても熱い想いをお持ちの生産者さんです。
少し時期早めのトウモロコシ、旬の北海道のアスパラガス、桜エビやシラスまで、豊富な旬の食材が出揃ってきて、どの店頭も華やかでウキウキします。

日中は28度まであがり、もう気候は夏の様相。半袖のお客さまもたくさんいらっしゃいました。
毎年恒例の「いきものテント」さんがマルシェ内にテントを構え、鳥について親子で学べるワークショップや、アークガーデンを巡るスタンプラリーを実施されました。
ご家族連れだけでなく大人同士でのご参加者さまも。
また、石川県応援チャリティーブースが大きく展開されて、有名どころから知られざるお土産物まで数多くの石川県物産が並び、多くのお客さまもお土産を楽しく選ばれていました。

初夏の陽気で、大変過ごしやすい気候の中でのマルシェでした。
先週はゴールデンウィークで遠方へお出かけされていた常連さんもお顔を見せてくれてマルシェも通常運転。
“母の日”前日で、カーネーションを始めプレゼント用の花をお買い求めの方が多く、マルシェから旅だった多くの花々が母の日を演出していると思うととても嬉しい気持ちになります。
初出店された「丸米醤油」さんは岡山県倉敷市で160年続く醤油の蔵元さん。
西の方のほんのり甘い味が特徴で、それとよく合う出汁とあわせた出汁醤油が人気でした。

爽やかな天候の下、ゴールデンウィーク後半らしく、終始ゆったりとしたムード。13:00過ぎからは、サントリーホール公演へご来場のお客さまで、マルシェ会場も賑わいました。
マルシェ店舗では、大阪から初出店の「堺あなご専門松井泉」さんが異彩を放ち、かなりニッチな食べ物でありながら、店頭は常に人だかり。製造から販売まで全てご自身で手掛けているので、説得力が違いました。
この日はアフリカ支援に結びつくクラフト雑貨店の出店も多く、ケニア・タンザニア・ブルキナファソと日本とアフリカの繋がりも感じるマルシェでした。