2ヶ月ぶりに不安のない晴天の下でのマルシェでしたが、季節はまもなく梅雨入りらしく、花卉のお店では紫陽花、また盆栽のお店では涼やかな苔玉などが目を引きました。
半年ぶりのご出店、東村山の農家「Ogino Farm」さんの店頭は賑わいました。
出始めでまだ味が乗っていない野菜についても率直に丁寧にお話しされていて、お客さまも納得して購入されていました。
マルシェの老舗、リピーターさんとはツーカーの関係「戸辺農園」さんでは、いよいよトウモロコシが出始め、やっぱり幅広い層に人気のトウモロコシは目玉でもあり、続々と手に取られています。

すっきりしない空模様でしたが、マルシェでは国際色豊かな初出店のお店が並び、トルコ・スイス・アメリカなどそれぞれのお国柄をアピール。
懐かしんでくれたり、「探してたの！」というお声をいただくなど、嬉しいお客さまからの反応がありました。
スイス発祥の“ミューズリー”を販売する「イズフォー（isfor）ミューズリー」さんでは、小さな娘さんが率先してママのお手伝い。
誰よりも商品に対する熱意をもって伝えてくれました。
トマト好きのお客さまに大人気なのが「戸辺農園」さんのトマト。
今年も店頭に並び始め、常連さんはいち早く手に取っていました。

この日も雨の降り続く中の開催で、3月後半から雨のマルシェがとても多くなっています。
母の日目前で、カーネーションのアレンジメントや鉢植え、ブリザーブドフラワー、母の日ラッピングのアイテムが並びました。
ご家族連れが、お祖母ちゃんのためにプレゼントを購入される姿など、ご家族の絆を感じる場面も多々見られました。
2018年以来の久々のご出店は「大吉農園」さん。
数年前には、鹿児島で両親が生産したケールなどの野菜を、東京の大学に通う娘さんが販売していましたが、今年からはその妹さんが大学生になったのを機に販売を再開。
覚えていてくださったお客さまとの嬉しい再会もありました。

ハワイアンイベント「One Aloha」さんと併催開催で、会場内をフラダンス用の衣装の方が行き交い、とても華やかでした。
ハワイアンイベントと相性のよいカゴバックなどのお店はとても賑わいました。
夏日の日も出てくる中、マルシェでも初夏を感じさせる野菜が登場し始め、「小坂農園」さんの空豆や「戸辺農園」さんのヤングコーンなど先頭をきって販売が始まりました。
旬を感じさせてくれる野菜には目が無いマルシェのお客さんたち。
どちらもあっという間に完売しました。
「小坂農園」さんでは、この時期恒例のメダカも登場。
何世代にもわたって繁殖しているそうで、小坂農園の豊かさが垣間見られます。